DIYを続けるうちに、別荘はいつでも永住できる空間になっていました。
定年後の予定だった移住が、「今」になった——そして、KAGARI BASE誕生までの話です。
「今じゃないか」——背中を押してくれた妻
DIYを続けていくうちに、別荘はいつでも永住できる空間になっていました。
もともとは、定年後に移住する計画でした。けれど、だんだん迷いが出てきます。
今じゃないか。
いや、まだだよな。
そんな自問自答の日々が続きました。そのとき、いつも背中を押してくれたのが妻でした。
そして、会社を退職し、那須町へ移住することを決めました。定年後の予定だった移住は、少し早く現実になりました。
那須で出会った、もう一人の創業者
那須に移住してから、アルバイト感覚で入社した会社で、のちにKAGARI BASEを一緒に立ち上げるO氏と出会いました。
O氏も自分と年齢がほぼ同じで、驚くほど同じタイミングで移住を考え、別荘を購入し、移住していました。「薪ストーブのある暮らしがしたい」——その思いにも、二人で強く共感しました。
さらに、自分が以前から考えていた「アウトドアファッションブランド、または古着屋を開きたい」という夢を話すと、O氏もちょうど何かを始めたいと考えていたところでした。
それなら、一緒にやってみよう。
そこから一気に、KAGARI BASEの立ち上げへと進んでいきました。
50歳で描いた、5つの夢
振り返ってみると、KAGARI BASEは突然生まれたものではありません。第1話で書き出した、あの夢のリスト——その全部が、つながっていました。
From Episode 01 — すべて、叶えた
あの日のリストは、いま
- 別荘を購入する雪の1月に動き出し、3月に那須の中古別荘へ。(第2話)
- DIYを楽しむ炉台から襖、小屋裏の漫画コーナーまで。(第3話)
- 薪ストーブのある暮らしをするまず叶えたかった、火のある日常。(第3話)
- 定年後に移住する「定年後」を待たず、妻の後押しで「今」に。(第5話)
- アウトドアファッションブランド/古着屋を開く出会いに導かれ、KAGARI BASEとして。(第5話)
50歳を迎えてこれからの生き方を考えたこと。那須で別荘を探したこと。薪ストーブとDIYに夢中になったこと。夫婦で何度も通った時間。そして、移住後の出会い。
その全部がつながって、今のKAGARI BASEがあります。
「これからも、暮らし、服、道具、人との出会いを大切にしながら、自分たちらしい場所を育てていきたいと思います。」
——ここまでが、KAGARI BASEが生まれるまでの「移住の記録」第一部です。読んでくださって、ありがとうございました。続編(第6話〜)も、順次お届けしていきます。